Zenを目前にしてAthlon 5350でPCを組む。

平成28年11月4日(金)
記事概要
今更Athlon 5350でPCを自作した

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Zenを目前にしてAthlon 5350でPCを組む。

PCのパーツ交換はいくらでもやっているが、自作PCを一から組むのは実は今回が初めてだ。なぜなら工作が苦手だから。図画工作が苦手で中学校では美術も技術・家庭も成績は1だった。
そう、自称AMDファンがようやく自作PCを組んでみた。筆者はAthlon XPの頃からAMDのCPUに憧れていた。週間アスキーではAMD64がIntelをリードする記事を読んで熱中していた。そんな片思いをしながら使うCPUはPentium4。当時としては画期的なNECの水冷PCだったため爆熱Pentium4でも騒音被害には逢わなかった。家庭の事情もありPCはずっと更新しなかったので、いつしか私はWindowsを離れLinux使いになっていた。それから月日が流れ、ついに購入した初AMDは Athlon II Dual-Core P340。ノートPCに搭載のCPUだ。続いてデスクトップにLlano世代のAPUを積んだマウスコンピューターのBTOパソコンを購入した。
しかしマウスコンピューターのデスクトップPCは実家に置いてきた。我が家で使っていたのは妻の実家で使っていたドスパラ製PC。積んであったのはintel Core i3。先日義父に送ってしまったので詳細は覚えていないがモデルナンバーは530だった気がする。タブレットPCもintel入ってるだし、古いハンディーカムで録画したMini-DVのデータを吸い出すために購入した中古PCも、やっぱりintel入ってるだった。
そこでBTOパソコンでAPU搭載機を買おうと考えた。コストパフォーマンスでマウスコンピューターが良いと考えたが、A10-7870KではWraith Coolerは付属しないし、同じ価格でもっと高性能なintel製品が買えることを考えるとどうしてもポチることはできず。
同じタイミングで実家のデスクトップを買い換えたが、悩みに悩んだ挙げ句今回はフロンティアでintel Core i7 6700搭載のPCを購入した。PCの利用用途と起動時間を考えると性能とTDPのバランスでAMD製CPUorAPUは選択肢に入らなかった。

当初の予定はパーツの追加・変更だった

最初はCore i3を使いつつパーツを買えていく予定だったが、
  • 拡張性の乏しいスリムケース。
  • 性能の割に高TDPのClarkdale世代Core i3。ソケットLGA1156も使いにくい。
  • 搭載の電源の挙動が怪しい。しかもケースのボタンが壊れている懸念有。
  • シャットダウンしても勝手に起動してしまう
  • マウスやキーボードといったUSB機器が反応しないときがある

そもそも、今回Windows関係のファイルが破損したのは、勝手に再起動したPCを無理矢理シャットダウンさせたことが原因と考えられる。そのように考えると、新規でもう1台組むのが妥当と結論づけた。実家の旧PCをパーツチェンジして使えばそれで良かったのでは、ともいえるが…

BTOパソコン

新規で組み立てるよりある程度割り切ってBTO(Build To Order、受注生産)のパソコンを購入するというのも有意な選択肢だ。前回購入したマウスコンピュータは満足のいくものだったし、ツクモやドスパラ、実家用に購入したFRONTIERもいいと思った。
4コアAPU搭載、SSDでメモリは8GBが条件だったが、全部を合致させるとオプションが多くなってしまったので希望に合わず。APUのモデルナンバーが微妙な立ち位置だったり、SSDを付けると高額になってしまったり、納期が遅すぎたりで結局候補外へ。Bristol Ridgeが選べればもしかしたら選択は変わっていたかもしれない。

    

パーツの選定

利用目的と予算からパーツを考えた。

利用目的

  • ウェブサイト制作
  • 文章作成
  • データの管理(写真・音声)
  • 書類の保存作業(スキャナー利用)
  • クラウドストレージでのデータバックアップ

予算

  • できるだけ安く抑えたい
欲望の赴くままにポチったため全体の見積もりをしなかった(笑)当然大失敗。買い物前に必ず予算を見積もろう。2万円くらいになると考えていた。馬鹿だった。
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パーツ構成

【OS】Windows10 Pro
【CPU】AMD Athlon Quad-Core 5350
【CPUクーラー】GELID CC-SSILENCE-AM1
【メモリ】Team DDR3 1600MHz PC3-12800 ,2GBx2
【マザーボード】ASRock AM1B-ITX
【SSD】ADATA ASP550SS3-240GM-C ,240GB TLC
【HDD】WD WD30EZRZ ,3TB 5400rpm
【電源】SilverStone SST-ST30SF ,300W
【ケース】Scythe Betty
【光学ドライブ】ASUS DRW-24D5MT
【グラフィックボード】オンボード
【ディスプレイ】BENQ GW2255HM
総合計 44240円
【OS】Windows10 Pro
8.1から無償アップグレード。旧PCで使っていたものを流用。
【CPU】AMD Athlon Quad-Core 5350
購入:ヨドバシ.com 金額:4550円 購入日:10月16日(日)
価格はもう少し安いところがあったものの、納期が早いのとポイントが余っていたためヨドバシで購入。
【CPUクーラー】GELID CC-SSILENCE-AM1
購入:ヨドバシ.com 金額:1840円 購入日:10月19日(水)
リテールクーラーがうまく装着できず破壊してしまったため購入。リテールクーラーの付け方は最近になってようやく理解した。ケースがかなり狭いため結果的には購入して満足。
【メモリ】Team DDR3 1600MHz PC3-12800 ,2GBx2
購入:Amazon 金額:3780円 購入日:平成27年10月24日
旧PC用に購入したものを再利用。10月後半にもう少し大容量のメモリを購入しようとしたが、悩んでいるうちに半導体製品の価格が急上昇したため断念。
【マザーボード】ASRock AM1B-ITX
購入:ドスパラ(Web) 金額:2990円 購入日:10月16日(日)
最安値だった。使い勝手は非常に良い。
【SSD】ADATA ASP550SS3-240GM-C
購入:ドスパラ(Web) 金額:6480円 購入日:10月16日(日)
240GB TLC。消耗品と割り切って購入。
【HDD】WD WD30EZRZ ,3TB 5400rpm
購入:Amazon 金額:7620円 購入日:10月28日(金)
データ用のため5400rpmのものを選択。
【電源】SilverStone SST-ST30SF ,300W
購入: Amazon 金額:6480円 購入日:10月28日(金)
300Wセミファンレス電源。 せっかく電源付きケースを選択したが、電源ファンの回転音が異様にうるさいため仕方なく購入。後継機も発売しているが、後継機はセミファンレスではないためこちらを選択。今回一番の痛い出費。
【ケース】Scythe Betty
購入:ラクマ 金額:4500円 購入日:10月15日(土)
中古。光学ドライブ込。物欲に負けて購入。mini-ITXで組むことが決まってしまった。光学ドライブ含む金額だったので、決して高くはなかったと思う。
【光学ドライブ】ASUS DRW-24D5MT
購入:ラクマ 金額:4500円 購入日:10月15日(土)
中古。PCケース込。標準的なDVDマルチ。しばし使う予定がないので現在はケース外で待機中。
【ディスプレイ】BENQ GW2255HM
購入:メルカリ 金額:6000円 購入日:8月15日(月)
中古品。文章入力にはある程度の大きさのモニターが必要だと感じたため購入。必要十分。

組み立て

  • マザーボードの説明書を読みながら組み立てていった。作り終わってから日本語で説明書きがあることに気づく。
  • CPUクーラーのピン留めする部分をグニャッと曲げてしまった。急遽サードパーティー製クーラーを購入し凌いだ。
  • mini-ITXケースのためスペースは全く余裕がない。不器用だとこういうときに大変だなと身にしみた。そして手を切った。
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CC-SSILENCE-AM1

セットアップ

OSのインストール
起動開始後に行ったこと。
AVG、Opera、Evernote、一太郎のインストール。以上。
ベンチマーク等
そんなことしても特に意味はないので行いません。あしからず。
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